福島県沖地震災害支援43日目
B-DASH7名、愛知人12名、桑折町ボランティア1名19名にて4件のニーズを完了。
A班
報告者:殿村
一軒目 国見案件
ビーダッシュかわもとさん
赤池代表、鮎さん、鈴木さん、殿村の計5名
今日も国見社協さんの案内で現地に赴きました。
赤池代表と以前に下見に入り、ここはちょっと屋根の傾斜が急でどうしようか、この「お城」(鯱鉾がひとつ落ちている)をどうしたらいいのか代表ずっと悩んでおられました。
今日はビーダッシュ隊のかわもとさんにも高所作業車で参戦してもらい、大いにたすかりました。
実際に屋根に上がってみると、やはり急勾配。
また、瓦が散乱し雪止めでかろうじて留まっていて、いつ落ちてもおかしくない状況で超危険。
細心の注意を払って屋根に登ると、作業用の為にアンカーに鎖が繋がっていました。
これを頼りにとりあえず安全確保。しかし、もしこのアンカーが当てにならなかったら落ちる可能性があるかも、、、
との事で、もう一段、もしもの場合でも大丈夫なように二重の安全確保をして作業を開始しました。
今回の案件。隣の方から瓦が落ちると危ないから、早く何とかしてくれとの事。
建物は解体予定。
ということで、散乱した瓦をバケツリレーで二階バルコニーにおろしました。
途中から黄砂の為か、埃の為か、地下足袋のグリップが悪くなりました。どうしてか不思議だなぁっとの言葉に、大阪人かわもとさんが滑るスイッチを押したからとのおち。
危険な中も和やかに懸案案件を昼前にクリア。
別件で作業中のビーダッシュ、愛知人隊の合同チーム合流の為に伊達崎地域にむかいました。
この案件も既に瓦がおり、順調な進捗状況。
ので、前回、前々回に全ての瓦をおろしブルーシートを張った近くのお宅2件にその後の様子を聞きに周りました。
全面3000番のブルーシートを張りましたが、まだ少し雨漏りがあるとの事。
雨漏り箇所を下から特定し、防水テープで補修。
ジョーゴで水漏れが無いことも確認し、やはりブルーシートはブルーシートでしかないからあくまで一時的なもの等々、説明しながら根本的な解決方法を依頼者さんと検討しました。
2件とも資金もなく、あと2ヶ月で浪江町にある復興住宅を出なければならないとの事。
一軒目は自分自信が病気で退職し、収入が無い時に被災。
二件目の依頼者さんの奥さんは今入院中で明後日には退院予定。
いずれも、いわゆる二重三重に生活に困窮されている方。
先の見えないこれからの未来に打ちひしがれておられましたので、依頼後直ぐの補修に大変喜んで下さいました。
特に二件目のお父さん、最後に何度も何度も頭を下げながら、袋の空いたキャラメルを下さいました。
急な事で何も準備していないけど、食べかけの物でも御礼の気持ちを伝えたいとの思いに、依頼者さんだけでなく私も少しウルっときました。
B班
B-DASH:6名 愛知人:原さん、澁佐さん、智ちゃん、遠藤さん、萬谷さん、高木さん、Goの総勢17名の混合チーム
本日のお宅。
1か月後に解体が決定しているお宅。
1階にピアノがあり、そこは濡らしたくない為、瓦の葺き替えを行いました。
2階は崩れた屋根が落下して危険な為、ブルーシートを全面張りしました。
ユニックとバケット車があった為作業がとても捗りました。
B-DASHの皆さんのテキパキとした作業にとても助けられました。
本当にありがとうございました。
---------------------------------------
・ 愛知人では活動を支援して下さる方を募集しています。
寄付:https://www.aichijin.org/donation
チャリティーグッズについて: https://www.aichijin.org/charity
Comments