<活動概要> ①床下水除去1件 ②現調1件
<活動詳細> ①西添町I様宅にて、3日目となる作業を実施。
昨日抜き終わったあとからの状況変化をまず確認すると、昨日の朝よりは良く、開口付近から見る限りは、水溜りが何箇所かに点在しているにとどまっていた。 よって、タオルで拭き取りで取り除けると判断し、体型的観点から2名を選抜し潜り、3名が床上オペレーションを実施。
しかし、奥にいくとタオルでは吸いきれない溜まりが発生しており、乾湿両用集塵機やバキュームを駆使して水を吸い取り、そのあとをタオルで吹き上げた。
溜まりが発生する原因は不明だが、昨日よりは減少しているので、この時点で乾燥促進フェーズに移行し、状況観察していくとして、送風機を設置。ただし、開口部が一箇所であり、人通口が送風機より狭い為、開口部に面した人通口3箇所から放射状に風を送るように設置。状況を見て、外の通風口から風を送る措置を取るなどを判断していく。 吹き上げた時点で、全部屋の含水率を記録したので、今後の推移を数値で判断していく。
3日間、計15人を投入して送風機設置段階までに至るというボリュームのニーズであったが、このお宅が特別という事ではなく、他のお宅でも同様の状態はあって要員数が必要なケースは出るかもしれないと想像する。
②1件目のお宅の徒歩圏内に、次に対応させていただくお宅があるので、挨拶を兼ねて状況を確認実施。 以前開けた点検口が開かない為、床下状況が目視できないという情報は得ていたがその通りであった。6/6に赤池さんが外の通風口に送風機を設置済み。あさって伺って、床下状況の確認から作業させていただくとした。
ここは2年前にひと部屋の床張りを愛知人で実施したお宅で、その時のお話しも伺えました。そして、その時の経験と今回新たにアドバイスを殿村さんからお伝えいただき、住民様自らベニヤ壁を剥がしたり、やり方を教えてもらって自分でも床下に入ってみたいとのお気持ちがあったりかと、「自助」の動きが出てきていることに、胸が熱くなり泣きそうになったがグッと我慢。 愛知人として、しっかりと対応しつつ、住民様自身でこれからもやっていける事を一緒に見つけながら、この災害に共に立ち向かって行きたいと思います。
沼津市ボランティアセンターとしては、週末型に移行して、24日25日で一般ボランティアでの活動は終えるとの事。まめっ隊さんによると、技術系ニーズは、本日終了時点で未現調含めて残70件との事。業者さんが入るからキャンセルというケースも出てきているようなので、徐々に終息に向かっている感じである。
今後、壁や床のダメージが顕在化してきたら新たなフェーズに入る可能性もありますが、現在は床下乾燥が主ターゲットであるので、この方針に従って作業を進めていきます。
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