・西添町O様宅にて活動。 6/23に消毒要望があるとの事で現調したお宅。その際床下束柱、大引で30%超だったので、仏間の畳を一旦上げて、送風機2台置いて再び畳を戻した。その後の乾燥確認を実施。
6/23の現調、送風機設置時に畳濡れからの腐敗、カビ、荒板としての合板の劣化が顕著であった。台所フローリングも痛んでいたので住民さんがその上にベニヤを置き薄いカーペット状の物を敷いたとの事で、そのベニヤも傷んでいた。台所と仏間の間に6畳間があるがここも同じ状況と思われ敷かれたゴザを少しめくるとカビが確認できた。
本人は消毒だけ希望されていたが、健康被害、落下の危険性を強く感じた為、本日、乾燥確認という事で沼津市社協さんも同行していただき、現状の認識を共有してもらった。
その結果、社協に持ち帰り、社協内部での検討、福祉側の認識確認などを行っていただき、今後の災害支援、生活レベル維持として何ができるかを決めていくとなった。
その他として、仏間天井から雨漏りしていて、天井板落下の危険性も本日発見。一応、含水率も床下開口部付近を測定したが30%超の状況は変わらず。また、1週間後ぐらいに連絡してお伺いするとした。
・西添町S様宅を乾燥確認で訪問。ここからは、まめっ隊経由で個人参加の静岡県内のOさんと2人で活動。 Oさんに潜ってもらい了戒は床上担当。Oさんに含水計の使い方レクチャーや、間取り共有と計測位置の確定、潜る体勢のアドバイスなどを行い開始。
Oさんが問題無く床下を進み計測。サーキュレーターが設置された和室は20%以下で乾燥完了。リビング下にも少し長めの距離を進んでもらい計測し問題無し。 ところが、階段下の大引の下面の含水率が60%超。見た目でも湿気がわかる状態。階段両サイドに風呂と台所があるので、水漏れの可能性もあり。サーキュレーターを階段下に向けて設置。1週間後に確認予定。継続。
・西添町K様宅を乾燥確認で訪問。台所下、サーキュレーターが設置された開口部の先にも潜り、計測し20%以下で問題なし。社協のサーキュレーター2台と社協の延長ケーブル1本回収。床下収納の取手も復元し、対応完了。
手厚い支援が必要そうなお宅に対して、社協さんアプローチの手助けがほんの少しだけできたり、まったくの初対面の方と組んで1時間もたたないうちに床上下で密なコミュニケーションを図ったりと、普段なら経験し得ない事をいっぱいやってます。ちょっと前までは想像もしてなかった日々に驚きつつも、この貴重な時間をさらに有意義にしていくことも考えながら、水害からの復旧にみんなで取り組んでいきます。
-----------------
愛知人では活動を支援して下さる方を募集しています
チャリティーグッズについて:https://www.aichijin.org/charity