今日の現場は高齢の御夫婦宅。 若い時、自動車整備士だったお父さん、今でも自分でなんでもされていて、今回の水害に対しても奥さんと孤軍奮闘されて片付けておられた御様子。 でも、さすがに今回はどうしようもなく、ボランティアセンターに依頼したとの事。
朝、現場に行ってみるとかなりの仕事量。 二間が、畳をかろうじてあげて濡れなかったという事で、一間は泥出しと腐った大引き、根太のやり変え、もう一間は掘り炬燵の撤去、泥出し、床根太と盛りだくさん。
昼食時には、きゃらぶきの佃煮を出して下さったお母さん、午後体調が悪くなったということで、急遽クーラーのある避難所にお父さんが連れて行かれました。
最終的には一間は綺麗に床材も張れ、畳を入れるところまで行きました。
依頼者さんに購入して貰った床材が少し湿気を含んでいたので、本来的にはもう少しこのままで畳を入れず乾燥を待つのが良いのですが、高齢の御夫妻の心労を考えると、一刻も早く畳を入れ、一間だけでも元の生活空間を復帰させる事が大切ではと思い、お父さんの希望通り一間完成。 もう一間は動線確保のコンパネをひいて終了。
ボランティアに入って貰う事の有り難さと同時に、沢山のボランティアが一挙に入る事の精神的負担も大変なもの。
お父さん、今日の酷暑の中、顔を真っ赤にされ手伝おうとされていました。 それを気遣って愛知人のメンバー、お父さんに椅子を出したり、我々が持って来たポカリを飲んでもらったり、クリームを食べてもらったり。 お父さん、ホントはわしが出さなければならないのにと言いながらも、ゴクゴクとペットボトルを飲んでおられました。
最後には、是非集合写真をとの事。
御夫妻の日常生活が、何とか早く元通りになる事を祈るばかりです。
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