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2024/3/1 令和6年能登半島地震 珠洲市

3月1日 石川県珠洲市災害支援ボランティア活動報告

2024年能登地震 60日目

3月1日 災害ボランティア愛知人、総勢18名

作業班14名6件、6件完了

炊出し班4名、6箇所

○作業班Aチーム(イノッチ・殿村合同班計7人)

一軒目 鵜飼

二件目 正院

今日でちょうど発災2ヶ月。それぞれが鎮魂の合掌を心に、

一軒目は、家がかなり傾いた所からシングルベッド二つと洗面台を取り外して倉庫まで運んで欲しいとの依頼。

安全確保の上、間柱の間の下地を切断。ベッドが通るスペースだけ開けて救出成功。

被災者さんが半分諦めていた洗面台も無事救出。

壁が傾き、床も歪み、真っ直ぐ歩けない程の廊下。

平衡感覚がおかしくなり、少し気分が悪くなるほど。

ちょうど作業終了後、共同通信社の方が取材に来られ、愛知人の説明もさせて頂きました。

二件目は、一階二階が全てペチャンコに潰れた家屋から貴重品の取り出し依頼案件。

先ずは依頼者さんの妹さんが、どうしてもと懇願されたスマートフォン。

二階の天井裏からアプローチし、天井、畳、床を剥がす。

その後、一階の天井を剥がしてやっと畳に。猫のゲージを見つけ、もうすぐ布団。布団を見つけると、この近くだっ!?とテンションMAX。

ヒビの入った液晶を発見!

バールで圧迫している柱を、そおっと持ち上げ無事救出。

なんと、ヒビが入っていたのは液晶カバーだけで、本体は無傷。

妹さんの泣き出さんばかりの喜びにこちらも感無量。

その後、車のメインキー、現金、仏像、掛け軸、そして最後には大切な遺影も確保。


3時に作業終了予定だったイノッチチームも、雨の中、ここまで来たら最後までと、いうことで1時間延長のラストスパート。

遺影を発見できた時は、イノッチ、身体が震えたと。

ただ被災者の喜ぶ顔が見たいからという赤池代表の心を、我が事として考えるメンバーの多い事。



○作業班Bチーム

林、ザネ、神原、西村の4名

珠洲市蛸島町

作業班

作業内容

1件目

ブロック塀の解体

すでに倒れているブロックをユンボで解体

大ハンマーで鉄筋を取りブロックを集積して終了


2件目

活動場所

珠洲市飯田町

作業班

作業人員

4人+途中から西尾張支部4人合流

作業内容

ブロックの解体

家の前側を大ハンマーで解体、集積

家の裏をユンボで解体、集積

家の左側の狭い場所のブロックをサンダーで切れ目を入れて解体、集積して終了

3件目

活動場所

珠洲市蛸島町

作業班

作業人員

7人

ブロックの基礎の解体及びコンクリートスロープの解体

ブロックの基礎は深くユンボでやってもびくともしないので断念

コンクリートスロープをユンボで引っ張り出し大ハンマーで解体、集積して完了

作業Cチーム

西尾張支部4名

赤紙家屋の家財出し、午前中で完了後、林班に合流。

○炊出し班

2024年3月1日(金曜日)

活動場所 珠洲ひのきしんセンター

活動メンバー 岩田さん、小百合さん、たまちゃん、保っちゃん

食数 ・若山地区

    中地区 40食

    上黒丸小学校 13食

    上山集会場 21食

   ・岩坂集会場 25食

   ・飯田小学校 40食

   ・蛸島小学校 75食

ごはんとすいとんの炊出しを実施。

すいとんは珍しいと言われました。

調理はひのきしんセンターと一緒に行いました。

本日、14回目の風呂送迎を若山地区中地区9名対象で実施しました。

若山地区の田んぼの段差から地震の凄さを改めて感じました。

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・ 愛知人では活動を支援して下さる方を募集しています。

はチャリティーグッズについて: https://www.aichijin.org/charity

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