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2024/3/15 令和6年能登半島地震珠洲市

○作業班Aチーム

活動場所 野々江町

報告者 殿村

昨日からの継続案件。

大屋根の下り棟、下屋5ヶ所(別棟含む)のブルーシート張り。

津島チームの若者2人が屋根デビュー。フルハーネス、アセンダー等の安全装備の使い方をイノッチから教えて貰って、屋根に上がって来てくれました。最初はなかなか怖いですねと言いながらも、段々と慣れてきていい動きに。浅岡さんも2日前に取った免許のユニック操作で、割れた瓦を効率よく全て地面へ。

大屋根の下り棟は強風が吹き付ける中、ほとんど「修行」やなって言いながら、吹き飛ばされないよう、鼻水を垂らし息を止めながらの作業。

それぞれが出来ることを精一杯のイチニチで、被災者さんもこんなに丁寧に解決して下さって本当にありがとうございますとの言葉を頂きました。

お昼には沢山の巻き寿司も下さり、今日も笑顔に出会えたイチニチでした。

○作業班Bチーム

報告者 こんちゃん

大谷町の倒壊家屋から娘さんの遺品捜索。以前にも実施したが、今回は黒のリュックと、ポケットに車のキーが入った緑のジャケットを取出す作業。

娘さんは一家4人、帰省中に地震で犠牲に。ご両親とご主人、ご主人の父親が見守る中、写真や年賀状、そして小1の息子さんが好きだという約20㎝のマリオのぬいぐるみを発見。その奥にある、と必死に探しましたが、裏山の激しい土砂崩れで大量の土砂が堆積。行く手を阻まれ、最善を尽くしましたが見つけ出すことは出来ませんでした。

娘さんのお母さんは気丈な方で、今回も愛知人にと依頼して下さったそうで、誠意込めたお礼の言葉を頂きました。

息子さん(小1)と娘さん(年少)も瓦礫の下敷きになり救出されたとお聞きしました。鎮痛な面持ちのご主人、まだ幼いお子さんたちのことを思うと…なんともいたたまれません。せめてご依頼の品を見つけたかった。一同、非常に悔しい思いをしました。ご冥福をお祈りいたします。

2件目

正院町、高齢のお姉さんと弟さんからのご依頼で、地震で歪み、物が散乱した被災家屋から避難先で着るものがないと衣類の取出し作業。通帳や金庫から登記簿などの貴重品も見つけることが出来ました。お姉さんの趣味、大正琴と楽譜も見つけ嬉しそうでした。

弟さんは聴覚に障害をお持ちで、石川県聴覚障害者協会の生活支援員3人が立ち会って下さり、 スムーズに活動出来ました。避難先で元気に過ごされますよう!お声掛けしました。

○作業班Cチーム活動報告

上戸町南方

活動内容

屋根ブルーシート張りと家財だし

午前中に一度屋根ブルーシート張りは完了したものの、強風によるメクレがあり、ブルーシート張り直し。キャッチー部に重し代わりに黒土嚢袋に瓦を入れて煽り防止。更にマイカ線で補強。土嚢袋もマイカ線で縛りズレ防止をしました。

家財は指定された物を指定された場所に運び出し。

家屋の危険判定はレッド


○炊出し班

活動場所 珠洲ひのきしんセンター

食数 ・若山地区

    中地区 40食

    上黒丸小学校 12食

    上山集会場 18食

   ・岩坂集会場 25食

ごはんとすき焼き卵とじの炊出しを実施。

調理はひのきしんセンターと一緒に行いました。

20回目の入浴の送迎を若山地区中地区で9名行いました。

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・ 愛知人では活動を支援して下さる方を募集しています。

チャリティーグッズについて: https://www.aichijin.org/charity

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