活動総人数 28名
作業班活動件数3件中、完了件数3件
炊出し1件.4名
○作業班Aチーム、本日活動報告
活動場所:珠洲市岩坂町
班名&活動メンバー:
・2階屋根班:リンリン、保さん、中川、原、野中、礒邉、午後からハラケン
・下屋根班:赤池、江藤、池口、ハラケン
・地上班:まいまい、北岡、土屋
・報告者:礒邉
2階屋根は瓦16枚をユニック2階屋根に上げ、表側はアシス瓦と差し替え、裏側に表の残りを補充し破損エリアをまとめブルーシート掛け範囲を整えた。
表側は一列にキャッチャー設置、裏側はエリアをまとめことで段差をつけて設置し、ブルーシートエリアの広い方は胴引きで下地補強、棟と瓦の無いエリアにアンコ(ブルーシートを丸めた緩衝材)を設置後、本シート2枚をキャッチャーに亀座金を入れてビス止め。午前中で本シート張りまで終了。
午後は土嚢22個をユニックで一階屋根に上げ、3名でリレーし2階屋根に。マイカ線および亀座金を使いビスでベースに固定。屋根の土を掃除して終了。
下屋はブルーシートを外し、割れた瓦を差し替え、キャッチャーを入れターポリンシートを固定して終了。
礒邉感想:2階屋根から見えた地震で崩れた裏山。転げ落ちた数mあると思われる岩が住宅に当たって止まっており、木々は薙ぎ倒されていた。
終日ご依頼主が作業を見守っておられたが、メンバーと会話する姿には笑顔が。飲み物やお菓子などたくさんの差し入れをいただき、お別れの時には何度も頭を下げていただいた。
でも、お宅の周りは田んぼへの水の供給が始まらないので今年の田植えは‥‥と。切ないが、少しでもお手伝いすることで、見知らぬ人も誰かも能登を心配している、との思いを伝えたいと思う。
○作業班Bチーム
殿村、浩美、ナオキ、大ちゃん、ちひろ、こんちゃん(報告者ちひろ)
活動場所:宝立町鵜飼
前日に引き続き、津波浸水によるはなれのピアノ教室の壁を剥がし、濡れてカビが発生していた断熱材グラスウールを除去。板を留めるサンをカットし取り除き、さらに石膏ボードを剥がした奥にもあったグラスウールを除去。無事、大工さんに引き継ぐ作業完了。
また倉庫の扉が開かないため、外のアルミ格子を外しスパイダーマンのごとく進入。散乱していた荷物を取り除き鍵(カンヌキ)を外し開けることが出来ました。荷物を運び出し、点検口を作り、浸水の影響を受けたことを確認。送風機設置、乾燥を待って後日泥出し。
週に2度ほど2時間半かけて避難先のお子さん宅から来られているご主人。倒壊したご実家の片付けもあるためお疲れが出ないか心配だが「前向きに頑張るしかないです。」と力強い言葉が印象的でした。
地元の大工さんと作業確認と今後の相談をして進めることが出来ました。実はその大工さんはご主人の高校の吹奏楽部の後輩で二人ともトロンボーン奏者。今でもすず吹奏楽団で演奏!楽器は幸い無事で、5月には演奏依頼もあるそうだがご主人は出演を断念。私もクラリネットを吹いていたと言うと、3人でやりましょうと笑い合った。1日も早いはなれの復旧と演奏活動再開を祈りました。
○作業班Cチーム
三崎町でブロック塀の解体
メンバー
西村さん、藤白さん、松本さん
清水さん、西村さん
4月13日の継続。倒れかけの5メートルのブロック塀の解体。コツ、要領を全員が把握していた為スムーズに作業が完了しました。ブロック塀の回収はボランティアセンター一般参加ボランティアさんにお願いしますが、軽トラ10台程度。
○炊出し班
午前中
炊き出し班
午前中 チキンカレー作
若山地区
上山集会所
避難継続中の8人へ配達。若山地区でも高い所にあり、コタツがまだまだ活躍中。犬のさくらちゃんにも歓迎していただきました。
上黒丸小学校跡体育館に20食を配達。避難継続中の方のお話しでは、「自分達が通ってた頃は200人程いたんだ」と懐かしいお話しを聞かせていただきました。
若山中地区
炊き出しの予定時間の前から続々と来ていただき、満開の桜🌸に負けず話しの花が次々と咲きました。
野菜たっぷりのチキンカレーをお届ける事が出来ました。
支援物資も届けましたが、遠慮がちな方が多くてお話しの中で最近の生活の様子を聞きながらタオルや野菜ジュース、食器洗剤などお渡しする事が出来ました。久しぶりの炊き出しでしたが、「久しぶり」と声をかけていただき感激した1日になりました。
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・ 愛知人では活動を支援して下さる方を募集しています。
チャリティーグッズについて: https://www.aichijin.org/charity
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