4月23日

2024/4/23　令和6年能登半島地震　珠洲市

災害ボランティア愛知人

活動総人数5名

作業班活動件数2件中、完了件数2件

○作業班活動報告

メンバー：赤池代表、保っちゃん、リンリン、塩竹、レイア

報告者：レイア

活動場所：野々江町　天神町集会場

午前中はみんなで屋根の応急処置作業、午後は道路沿いのブロック塀解体・撤去作業を行いました。

ずれてしまった棟をまずはみんなで戻して、熨斗瓦を重ね直し、ブルーシートを張って防水テープで仮留め。そこから、愛知人オリジナルのキャッチャーをはめ込み、ターポリンというさらに丈夫なシートをかけて、ビズ留めをします。仕上げに横からの雨風を凌ぐよう防水テープを貼り、ずれた拍子に瓦の上に落ちた土を回収して完了。今回は割れた瓦はなかったので、棟の応急処置で済みました。

2016年の熊本地震の時から屋根の応急処置に携わってきましたが、この8年で安全装備も充実し、活動前の確認作業や未経験者へのレクチャー、試行錯誤を繰り返すことによって生まれたオリジナルアイテムも発展していきました。関わってきた皆さんの叡智やトライ＆エラーの繰り返しを実感しました。以前は怖かった屋根作業も、比較的安心して取り組めるようになりましたが、少しずつ暑くなってきたこともあり、装備に頼らず常に初心を忘れないで安全作業を心掛けて行きたいと思います！

午後のブロック塀解体は、傾いてしまった道路沿いのブロック塀。比較的解体しやすいブロックでしたが、頑丈な掲示板とお祭りの山車を入れている倉庫の間の部分に苦戦。ハツリ機で切れ目を入れる人と、良いタイミングでブロックを受け取って運ぶ人、細かい破片を片付ける人、金属部分をグラインダーで切る人と役割分担してチーム戦で片付けました。

地域の方々もお茶やお弁当を差し入れてくださったり、ブロックのお片付けを一緒にしてくださいました。片付け終えた時に「まさか今日中に屋根もブロックも終わるとは思わなかった。十分綺麗にしてもらいました」と喜んでいただけて、私たちも皆さんの拠点を守ることに少しでもつながっなら嬉しく思いました。地域の皆さまありがとうございました！