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2024/04/25 令和6年能登半島地震 珠洲市

活動総人数10名

作業班活動件数3件中、完了件数2件

○作業班Aチーム6名 

活動メンバー:保さん、リンリンさん、ノマさん、塩さん、原さん、美佐

報告者:美佐

活動場所:上戸町寺社

上戸町のお宅の瓦屋根の応急処置を行いました。

私は活動参加して2日目。

屋根作業の地上チームとして、防水シート(ターポリン)を屋根サイズにカットしたり、シートの端を押さえる胴縁(どうぶち)の木を必要な長さにカットし、ターポリンにタッカーで止める作業を行いました。

屋根の応急処置といえばブルーシートが頭に浮かびます。愛知人に参加して勉強になったのは、防水性能がよりよいターポリンを取り入れていること。

またシートが飛んだり、ずれたりしないようにする秘密(?)ツール「シートキャッチャー」です。

屋根に登らなかった私は、シートキャッチャーをどのように固定するかを間近に見ることはかないませんでしたが、軽くて扱いやすいスゴい発明なのだ、と感嘆。

今日は、シートキャッチャー&土嚢でダブルな処置でした。

上戸町の屋根応急処置は、B班にA班が合流し、総勢10名で行いました。

それぞれの役割を果たし、連携するチームワークの良さが作業を円滑にすすめているのだと思います。

作業を終え、ボランティアベースに戻ってから、ロープワークのレッスンをしてくださり、基本の「もやい結び」の手ほどきを受けました。

この報告文を書き終えたら、もやい結びを復習して、身につけたいと思います。

美佐



○作業班Bチーム4名

活動報告者:赤池代表、いのっち、セイ、レイア

報告者:レイア

活動場所:1件目 正院町正院 2件目 上戸町寺社

1件目は貴重品出しのボランティア。かなり倒壊してしまっていたのですが、金庫が2つ見つかったとのことで、救出を依頼されました。依頼された方も協力してくださりながらの作業で、そのうちの1つは比較的楽に動かせたのですが、もう1つの大きい方が家財や構造体の下敷きになって埋もれてしまっていました。

周りの家屋も傾いているため、必要最小限の人数以外屋内に入らないよう気を付けながら、チェーンソーで少しずつ解体。周りを片付けることができたものの、重い金庫で持ち上げられなかったため、廃材を活用しつつチェーンウインチを使って吊り上げる作戦になりました。方法はシンプルでも、かなり注意を払って集中力を持ってやらなければならない作業でしたが、声をかけ合いながら、無事持ち上げて救出することができました。依頼者からも「出せるとは思わなかった」と喜びの声をいただきました。

午後は、Aチームと合流して屋根の応急処置作業を行いました。割れた瓦は愛知人オリジナルのアシスト瓦で補強、棟はブルーシートと防水テープ、ターポリンで補強しました。同じくオリジナルアイテムのキャッチャーも、小回りの利くミニバージョンが誕生!現場合わせでこうして日々私たちも成長していきます。こちらの現場は明日も継続して対応します。

今日は家財出しも屋根の補強も、ささやかな気配りの大切さを感じました。相手を思いやって動こうとする人、相手を思いやるからこそ(安全のために)動きを止められる人、緊張している人を和ませる人、緊張が足りない場面で指摘できる人・・・。特に「ありがとう」をたくさん言える関係性であることや何かの受け渡しの場面で「はい」という掛け声ができることなどが大切なことだなあと思ったのでした。

引き続き、良いチームワークを生み出せるように、個人的にもその場その場で貢献していきたいと思います!




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