活動人数22名
作業班活動件数7件、完了件数7件
Aチーム
活動場所 正院町
1件目
メンバー なつ、としくん、たっきー、まいまい、こんちゃん、いけまり
活動内容 屋根のブルーシート張り
公費解体予定の家屋で、解体まで雨漏りを防止するため。
母屋の棟はほとんど瓦が外れていたので一部補修し、ブルーシートを張った。防水テープで留めて、瓦で作った土のう袋を重りにして完了。
下屋はアシスト瓦で補修し、割れた瓦は下屋の安全な場所へ並べておいた。泥も撤去して完了。
もう1つの母屋のブルーシートが一部剥がれていたので、残りの時間で補修した。
母屋と下屋で2班に分かれての作業で、早めに完了できました!
(報告差 滝山)
2件目
メンバ- 赤池さん、三浦さん、池田シスター、Oku
活動場所 正院町
活動内容 貴重品の取り出し(今回は特に2階の輪島塗の食器、どこぞにあるであろう着物)+仏壇の移動
・最初は輪島塗の食器から。赤池さんが道を切り開き前へ前へ進む後ろを、メンバーが後ろから付いていく。棚やら箱に納められた食器などをバケツリレーで2階から1階へ降ろし、納屋へ運ぶ。阿吽の呼吸だけに頼らず、「割れ物が入っているから気をつけて」、「ホコリまみれだから汚れるよ」など、声出し確認で大事な思い入れの品を安全に運んでいく
・続いては仏壇の移動。大型で超重量級の仏壇の中を抜き、上と下で分離して運びやすくしてからチーム一丸で運び出す。部屋から屋外に運び出す際には、被災者さんのお力も借りて総出で対応。無事に運び出し完了。
・最後は、着物だが、当初入っていると思われたタンスは一階に落ちそうになっており、危険な状況。数多のニーズに応えてきた赤池代表を以て「こ、これは相当な難易度だぜ、、、」と言わしめた現場。まずは1階からアプローチを試み、バールなどでこじ開けようとするも上手く取り出せず、次の手としてレシプロソーでタンスを切断。中に手を入れ取り出すも、着物ではなく普段着。次に2階に登り、散乱した家財道具を掻き分けながら他のタンスを開けていく。「一階に落ちそうなタンスに確か着物が入っていたはず。」という被災者さんの証言から、該当しそうなタンスをこじ開けていく。いくつものタンスが空振りに終わり、実は着物はないのでは、、、との想いがチーム内の頭にちらついた矢先、三浦さんの「あっ、奥にまだタンスがありますよ」発言。結局これがビンゴ。見事に着物を取り出すことに成功しました。
被災者のお母さん、息子さん夫婦(生後7ヶ月のかわい子ちゃんを含む)は差し入れの飲み物だけでなく、最後の最後まで我々を見送ってくれました。
ストレートに探し物にたどり着けず悪戦苦闘しましたが、最後の被災者さんたちのスッキリしたお顔に、チーム全員、やりきった満足感を感じながら現場を後にしました。
(報告者 奥山)
3件目
活動場所 飯田町
メンバー ナツ、トシ、イケ
活動内容 アンテナ復旧作業
先週完了?ブルーシートは先週完了しましたが。先週の終了時点では、ブルーシートのみの完了でした。
アンテナも復旧しようとしたのですが、アンテナを展張する為の針金がサビてボロボロな状態でした。ひとまず今回のニーズとしては完了とさせていただき、Kさんの方で針金を購入して頂いたら連絡を下さいと伝えてありました。数日前にKさんから針金用意たてきましたので〜え〜。わかりましたで〜え〜。また連絡します〜う〜。からの本日。ナツ、トシ、イケの花の高三トリオで完結致しました。KさんからもGOODボタンをもらえた様な気がしました。
(報告者 佐々木)
Bチーム
メンバー 保ちゃん、文枝ちゃん、高橋さん、相澤さん(午前)、レイアちゃん(午前)、オッくん(午後)、鈴木、殿村
活動場所 若山町
活動内容 屋根シート張り
今日はありがとうございました。2回目のボランティア経験で今日は初の屋根に登らせて頂いておっくん先生に指導を受けて気持ちの良い景色を見る事が出来ました。少しずつ顔を出した時にお役に立てるようになると良いなと思いました。
(高橋)
午後から屋根班へ。今年に入り何度も屋根で活動させていただいていたことから、1年ぶりに屋根でご一緒した殿様、浩美さんに成長を見せるべく、いつも以上に気合を入れて臨みました。このところご指導をいただいていた安藤さんの教えを思い出しながら1つ1つ丁寧に対応していきました。加えて何と予想外なことが、、、初めて屋根に登るカナサンの指導役に抜擢されることに。。。兎に角、安全第一を心がけながら先輩方に教えてもらったことをお伝えさせていただきました。評価の程は預かり知りませんが、当のカナサンはスイスイと屋根上で動いていて、ものすごい逸材でした。今後に期待です。
(奥山)
昨日からの継続案件。親綱を張り、屋根に蔓延る蔦をとったり、崩れた棟瓦を前日に下ろしていたので、陸棟ふたつ、下棟、平瓦差し替え、谷樋清掃等。下準備のおかげでミッションコンプリート。撤収前に地上で作業してくれていた、かなさんにも屋根に上がって頂き、おっくんが屋根のノウハウを丁寧に教えてくれました。
無理強いするのではなく、でも被災者さんのために、技術を学びたいと愛知人にいらっしゃる方に少しでもいろんな経験をして頂く。効率だけではなく、それぞれ素晴らしいポテンシャルを持った新たなメンバーを育てる。安全第一かつ、学びの場としての愛知人の現場。
ブラボー
(報告者 殿村)
Cチーム
メンバー 平野、永田、近藤、塚田、松本
活動場所 正院町
活動内容 ブロック塀撤去
ブロック塀5段全部撤去の依頼でしたが、依頼者が庭の土が流れるので一段残してほしいとのことでしたので、一段残すことにした。依頼者のおばあちゃんが凄く喜んでくれました。
(報告者 平野)
Dチーム
メンバー 赤池、三浦、ミウちゃん、平野、近藤、永田、塚田、松本
活動場所 三崎町
活動内容 家財出し、災害ゴミ搬出
依頼されたお宅に住んでいたおばあちゃんが仮設住宅に入れることが決まっての片付け。 すでに運び出してまとめてある荷物の搬出のほか、2階のタンスと畳出し。依頼された内容は本日終了。 2階の様子を見に行くと、屋根からは光が差し、天井はカビだらけ。畳もびっしょり濡れていて重くカビだらけの状態。 これでも半壊だという。公費解体も考えているが、まだ手続きはしていないそう。柱も曲がっていて、全壊扱いでないのは疑わしい状態。しかも、1階におばあちゃんは住んでいた。雨漏りしている2階の真下の部屋は使っていないものの、その隣りの玄関を入ってすぐのところに寝ているというから驚き。雨漏りをしている部屋とは階段と玄関との境目にブルーシートをはってあるだけ。先日の大雨のときも、寝ている場所のブルーシートの向こうにある階段をジャージャーと水が流れていたという。仮設に入れることになって良かった。
おばあちゃんとお話をすると、避難所にいたときはすごく不安だった。家に戻って少し安心。若い人たちは珠洲を離れて暮らしている。珠洲で商売を再開しようとしている人もいるが、人が減ってお客さんがいなくて商売にならないと困っている。(だから、離れたところで仕事するのも仕方がない)
3か月に1度七尾の病院に行くときは息子さんが休みをとって連れて行ってくれるからありがたい。 …とそんな内容。 そして、屋根の壊れたこの家で生活を続けていたが、仮設住宅に入れることが決まって一安心と笑顔を見せてくれた。息子さんも一安心だと思う。
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