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2024/11/19 令和6年石川県能登半島地震及び豪雨災害珠洲市

2024年11月19日(火曜日)319日

活動人数 4名

活動件数1件、完了件数1件

メンバー 野間口、鈴木、殿村、保っちゃん(現調後)

活動場所 若山町

作業内容 屋内作業

早朝に珠洲に到着しました。あられが混じる天候で、この気候を考慮し、今日は屋内作業を行うことにしました。今回は元気な80代のご夫婦のお宅で、前回に引き続きの継続案件です。朝の挨拶では、方言の影響で内容の半分ほどしか理解できませんでしたが、丁寧にご要望をお伺いしました。

保っちゃんから、今日は他の案件を入れていないと聞いていたため、一日をかけて依頼者さんのご要望と私たちの能力をすり合わせながら優先順位を決定しました。その結果、計10面の壁にコンパネを張る作業を無事に完了させました。

「今日はプロフェッショナルな方々が来てくれたんですね。」と、依頼者のご夫婦に大変喜んでいただきました。

しかしながら、個人的には、ボランティア活動としては技術的に非常に高度な依頼内容にどこまで対応すべきか、いつも悩みます。依頼者さんのご要望すべてに応えたい気持ちはありますが、公平性の問題も考慮しなければなりません。

費やせる時間や、依頼者さんの経済的な状況。また、さまざまな技術を持つボランティアが交代で作業に当たる場合、得意分野や道具の有無によって、完成度が異なることも避けられません。

それぞれのボランティアが、自分の持てる力を最大限に発揮して活動する。それだけで十分だと割り切れれば良いのですが、被災者さんにとっては、唯一無二の大切な我が家です。そのことを思うと、心の中で葛藤や迷いが生じます。

それでも、今日お会いした被災者さんに少しでも勇気を持って生活を続けていただくためには、どうするのが最善なのか、選択を繰り返しながら対応しています。

(報告者 殿村)


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