【活動報告】報告者:藤野 龍夫
21日22日の両日、東京両国で開催された第4回災害時の連携を考える全国フォーラム 、主催全国災害ボランティア支援団体ネットワークJVOADに赤池代表、堀さんと参加してきました。 私は初めての参加でしたが多くの仲間が集まっていて、本日の昼の段階で626名の参加者でした。 今年は連携、協働をベースに「災害支援の文化を創造する」をメインテーマとして掲げ災害時に直面した課題にたいして解決に繋げて行くための提言、啓発、もしくはその礎が生み出されて居ました。 昨日の11時から初心者向けにJVOADの紹介、役割り、に始り、昼からのオープニング、全体セッション、20分野の分科会を通じて専門的な知識やノウハウを共有し、連携、協働が具体的に進められている状況を知りました。 内閣府の防災担当大臣山本順三様からのご挨拶も有り、JVOADと内閣府のタイアップ宣言 も発表され、行政、ボランティア、NPO等による三者連携体制の構築の進展が見られた。 私が出た第2分科会災害ボランティアセンターの多様な支援活動と課題について、では、「住民中心」「地元主体」「協働の3つの基本理念」をもとに被災者に寄り添った被災地支援の展開について学びました。 次の第9 分科会では、家屋の復旧、再生、解体による地域復興への影響をテーマに技術系NPOと行政・災害ボラセンとの連携の効果について発表されてました。 昨晩は交流会も有り、平時から顔を合わせて災害時にその繋ぎを生かす場が設けられてました。多くの参加者とも和やかに歓談し名刺交換も進みました。 翌22日は全体セッションから始り、第15分科会災害廃棄物の対応における技術系NPOと行政・災害ボラセンとの連携の中では内閣府と環境省、全国社協、JVOADがタイアップして災害廃棄物の撤去等に係るボランティアとのより効果的な連携について、周知として事務連絡と言う形で各都道府県行政に通知されたことも発表され驚きと歓迎の拍手が沸き起こってました。 クロージングセッションでは、埼玉県や岡山県のネットワーク構築の実際例が紹介されていました。 非常に有意義な2日間でした。 終了後は フォーラム会場隣の敷地に有る関東大震災で亡くなられた方達の慰霊堂、記念館をお参り、見学もしてきました。 この2日間この様な経験を積ませて頂いて感謝いたしております。
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