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台風21号 大阪支援活動 10/13~14

【10月13~14日 活動報告】 報告者:三島道恵

13日(土)午前中は講習と準備、午後から3班(赤池/塩竹/藤丸)に分かれて4件のニーズ完了。

私は参加しなかったので、この日の内容は、各リーダー達がコメント欄で詳細を書いてくれます。


そして夜と翌朝は、お料理班に3名の素敵な女性達が来てくださり、美味しくいただきました。

14日(日)も昨日と同様、三班に分かれての活動。 資材の作製・積み込みと軽トラのロープの掛け方の説明・実践してからニーズ宅へ。 私はチーム赤池にて参加。

賃貸の一軒家。 御高齢のご主人と寝たきりの奥様宅。

耐震度合いが低く、建物を取り壊す予定ですが、引越し受け入れ先が無く、見つかるまで長期になると判断し大家さんからの依頼で、シートを掛ける事に。なので今回は、4000番のシルバーのシートを使用。

建物自体の損傷が大きく棟瓦を取り除く作業から。この作業だけでかなりの時間と疲労度が。 小まめに休憩を入れなかった事に反省・・・。m(_ _)m

で、今回の活動中は岸和田市長と秘書の方が視察に来られました。 「僕も上ります。」の一言でお二人とも屋根上へ。安全確保をしての作業を体験していただきました。 屋根から降りた時には、「僕にもさせてください。」と、梯子を持ち、メンバー全員が降りてくるのを支えたりと。 ここまでする市長って中々いないと思いますが、ボランティアに頼らなければならない現状をしっかりと感じていただけたかと思います。

活動を終え片付けをしていると、市長見たさに近所の女性がいらっしゃり、ニーズ宅はずっと空家だと思っていらっしゃった事に、社協職員さんと驚く・・・。

台風被害でも数少なく何とか収穫出来たブドウの差し入れが大家さんからありました。 高齢ご夫婦を無理に追い出そうとしているのではなく、「奥さんに見せたって!」と、育てているコスモスの花を摘んで持ってきはるほど、被災された方とは良好な関係です。

で、今回は社協へ戻ってからボランティアセンター長の青山さんと、ミーティング。 どこまで続けるのか? 講習内容の見直し点、参加者の感想など、色々と大事なお話を呑むことなく。

今回のプロジェクトでは、地元の方が参加する事で孤立した方々とのコミュニティ作りも担ってます。

岸和田には各家庭に手作り地車があり、その地車愛たるや。 めっちゃ可愛い(*≧∀≦*)

それと、ず〜っと私達の活動を一匹の猫が、見守ってくれてました。🐱

最後に、マンションの一室を貸してくださっていた青山さん、ありがとうございました。こちらのお部屋は買い手がいらっしゃるため、次回から宿泊場所が変更となります。


出動前の資材作り



棟瓦は台風21号で落下



大量の瓦と砂を詰めた袋は画像の倍以上に



岸和田市長が視察に来られました



装具の付け方、屋根上の歩き方を指導。 右の男性が秘書さん。



岸和田マダム達の黄色い声援に手を振って応える市長




なぜ支えるのか?顔は下を向ける事など色々と梯子についても学ばれてました。




何年も前に工務店さんが入り、コーキングされた後が。



割れた瓦は防水テープで。



耳で覚えた太鼓のリズム感が素晴らしい



【10月13~14日 活動報告】 報告者:塩竹正徳

台風21号被害による岸和田災害ボランティアセンター活動報告。

両日ともまずは朝礼前に集まったメンバーにて、野地板・ブルキャ・土嚢袋といった必要資材の作成。 その後、一般ボランティアさんも合流して頂き、引き続き資材の製作等に合流。 一段落したところで朝礼とメンバー全員での簡単な自己紹介を行なったあとチーム分けとなります。

今回は両日とも3班という事で、赤池さん、藤丸剛さん、そして自分の3班に分かれ、ニーズ内容の確認と必要資機材の積み込み等に入ります。

現場では地元の方々が今後、少しでも自分達でも安全に作業出来るよう、屋根上経験の少ない方も屋根上作業を体験して頂き、色んな事を学んで頂く事をコンセプトにしています。

岸和田市内はブルーシートもかなり目立つ状況ではありますが、まだ全く、台風以降、手のつけられていないお家も少なくありません。 私達は少しでも、被災者のためにお手伝い出来ることを、そして、地元住民の方々が、自分達の手で応急対策が出来るような街づくりをしたいと考えています。

毎回同じですが、終わった後の家主さんより頂くお礼のお言葉と笑顔ほど、ありがたいものはないなぁとあらためて感じます。

2日間活動するにあたり、土曜日は今回も青山センター長より宿泊場所をお借りし、快適な空間に加え今回は、3名の女性人によるお料理も振舞われ大変、有意義な夜を過ごすことが出来ました。

岸和田市内、まだまだ、酷いところがぎょうさんあります。 少しでも出来る事をみなさんと一緒に出来ればよいなぁ思っていますので、参加可能な方ら屋根上、屋根下問わずご協力お願い致します。

最後に今回の活動に関して私なりに反省すべき点が多くありました。 あらためてお詫び申し上げます。 今後は周りの方々にご迷惑をかけないよう気持ちを入れ直して、今後も活動を続けていきたいと思います。引き続きよろしくお願い致します。

【10月14日 活動報告】 報告者:佐野博士 塩竹班 6名で2件を完了。 4名の一般ボランティアの方達は地元の方も多く、全員屋根上はOKと、頼もしいメンバーでした。 愛知人の「我々は地域住民のサポート」というスタンスを念頭に置き、安全面や注意に徹底してみました。 屋根上はOKとは言うものの、経験がない方がヤル気先行で軒先近くまで行ってしまう事もあるようです。 バディを組み、常に軒先の作業者を注視し、常に落下方向とは逆にテンションが掛かっている事を意識。生憎、古いセメント瓦で、ブルーシートキャッチャーは使用できず、基本的なノジと土嚢での重しで固定。 セメント瓦はザラザラで、ブルーシートを張った後、その上で動けば瞬時にブルーシートが破れます。その点も作業者に注意を促し、必要以上に動かず、手の届かない道具などはその場リレーで受け渡し。僭越ながら、事前に経験した事を活かし、サポートしてみました。

また、居住者のお母さんは、訪問時は不安になっている様子で、我々にも期待はしていない様子でした。 ゆっくりと話を聞いて、ゆっくりと説明してあげて。作業終了後には、笑顔も見せて安心したのか涙を流し始め、、、。早く瓦屋さんに本格的な修繕をしてもらえる事を願わずにはいられないです。

2件目も隅棟とケラバ(?)の処置という事で、ブルーシートキャッチャーは使用せず。 ここでも割れやすい瓦のようで、全体にバラバラになってしまった瓦を整える時も、慎重に動かなければならず、集中しなければいけない点が多々ありました。

そして、食事のサポートをしてくださるメンバーが夕食と朝食を用意して下さり、真面目な話やそうでない話で、充実した二日間でした。 ありがとうこざいました。

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