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台風21号 大阪支援活動 10/7

【10月7日 活動報告】 報告者:大木重徳

昨日に引き続き、河内長野から瀬尾さんが参戦。

昨日あやふやながら試した辻本方式、本人に確認を取り正式?な方法で再チャレンジ。大棟が崩れて雨漏りのする案件。

ベランダからのアプローチ、物干しの屋根の桟を外して脚立を立てようとするも、伸ばすとその隙間に入れられず、考えた末に畳んだまま一旦上にあげて空中で伸ばした後ベランダに下ろすという離れ業で屋根へ。脚立だけで登れると2階屋根でも安心するのかビギナーでも登りやすいみたい、油断は禁物ですが。

で、辻本方式ですが野地板を切る手間を惜しみ、2mのままで設置するため3箇所から針金を出して固定したが、発案者のようにピシッとはいかず、60点の出来。さらに修行を積まねば。棟1つだったので午前中で終了。実働5名。

午後からの案件は胸が悉く痛んでいて、よく見ると心なしか家が傾いている。どうも地盤が先の地震で傾いたよう。その時の応急処置が台風で痛んだのでブルーシートの張替え希望。屋根に登ると4つある棟は壊滅状態でのし瓦、冠瓦ともに全て撤去せざるを得ず、瓦下ろしと散乱した土の撤去と掃除で2時間半もかかった。今回もベランダからのアプローチも可能であったが、2連梯子も安定よくかけられたため、地上からのアプローチとなった。6名いたものの、初めは上2人、途中で一人上げたが、下は暇を持て余している状態。ベランダからのアプローチならばもう少し手伝えたと思われる。途中で2名が応援に駆けつけたがすることもなく傍観。作業は明日へ持ち越しとなった。

私は地上から2階屋根へ梯子をかけるのは出来る限り避けたい考えである。それは、現在の施工方法では地上での作業が少なく、屋根上の作業が中心となるため、作業人数は少数(親綱を張る関係から)に抑えて、その代わり基本的な作業方法は理解しておくことが大切だと思う。

安全な位置(地上又はベランダ)へ容易に戻れる環境は屋根上にも容易に上がれて手伝える、確保もベランダの手すりなどを利用すれば親綱も張りやすやすいなどの利点が多いように思う。瓦や土砂を下ろす場合も機材をあげる場合もベランダでワンクッション入れる方が安全でスピーディなように思われる。 上げ下ろしにはペール缶や布バケツなどが有効であり、その準備が吹田は不十分なので今後充実すべきかと思う。屋根上の掃除道具(専用チリトリやブロワー)も足りていないと思われる。

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